イタリアでの昨年のクリスマス!

ブログご無沙汰しております。
12月も、もう終わりを告げようとしています。
昨年の今頃は22日からイタリヤ旅行があり楽しみでワクワクしていたのを昨日のように思い出します。
向こうに姪がいるのでヨーロッパのクリスマス、お正月を満喫し、営業で一番消耗するシューズをたらふく買ってきました(足が大きくて日本では苦労するものですからバーゲンを狙って)笑!
久しぶりに自分へのご褒美をあげました。

 

今回は再エネのお仕事とは関係のないお話ですが、吹き出してしまいそうな事を思い出したのであげさせていただきます。
そのイタリヤに行った時のお話です。
 


 

姪のダーリンの実家で24日のイブと25日に招待されたのですが、24日は夕方に行きディナーを呼ばれ婿どんのご家族とプレゼントの交換をして楽しいひと時を過ごして帰りました。
翌日も姪が食事に呼ばれているから行こうというので2日もよばれるって厚かましくてとても行けないので私はショッピングをするのでといってもとにかく招待されているからといわれて、続けての訪問となりました。
それも昼前から行って昼食(ディナーのような豪華な食事)をいただきました。
 

少しいたら帰るものと思っていたらいつまでたっても姪が帰ろうと言わないので、
「何時ころ帰るの?」と、聞いたら、「え、晩御飯も食べてゆっくりして帰るし、今から、お昼寝するし」と。
私、えー、ば、ば、晩御飯も食べて帰る!昼寝する!何を言ってるんだこの子は正気か!
初めて伺った姪の婿どんの実家で前日のディナーだけでなく翌日の昼をご馳走になり、その後、昼寝を私にさせて夜ディナーも食べて帰れと!最初から言ってくれーと心の中で呟きました。
「い、い、いや?、でも初めてお邪魔した家でお昼寝までするのはち、ちょっと私にはむ、む、無理かも?」というと、
「イタリヤは皆お昼食べたらお昼寝するんやで」と、姪が、「さっきお姉さん(婿どんのお姉さん)がきた時、おばさんなんで寝はれへんのっていうてたで」「え、?」とびっくりしていたら姪の婿どんがきて、姪が横になっていたソファーに姪の体を包むように毛布を丁寧にかけにきて、ゆっくりお休みといいにきたよう。
 

そして、婿どんのお母さんも、婿どんも婿どんのお姉さんも、その子供もベットに昼寝に行ったととのこと。
昼寝をしないほうがおかしいような雰囲気になり、別に寝たくもないというより、リラックスして寝れるわけがないと思ったのですが、この私が寝転がっても充分な大きいソファーに横になって毛布を被せられて昼寝をさせられたのです。
 

強制昼寝は幼稚園時代ぶりのことです。姪はこの習慣に全く違和感を感じていないようで、まるで最初からイタリア人のようでした。そして婿どんのお母さんと姪が背格好や身振りや話し方、性格が良く似ている。生みの親よりも似ているとびっくりしました。
まるでここにいるのが最初から決められた運命のように。
そして婿どんは日本の仙人のように穏やかで物静かで上品なのです。
その事を姪にいうと、そやねん!婿どんにも同じ事を言われたというのです。
婿どんがいうには、若いときはお母さんと似た人を選ばない、正反対の人がいいと思っていて姪もお母さんとはタイプが違うと思っていたのにある時、ふと気がついたら僕は大きな勘違いをしていてお母さんと全く同じタイプの人を選んでいたと言われたようです。
 

20歳前半から仕事でドイツに行きイタリヤに移住、34歳まで独身で一人でヨーロッパにいた姪のことを心配したこともありました。
そして異国の人との結婚、いろいろな生活環境などの違いで苦労することもたくさんあるだろうなと思っていましたが、全くの老婆心で、その国の人に成り切っていて日本にいるときよりも水を得た魚のようでした。
自分の運命を自分で切り開く痛快さのようなものを姪に教わったような有意義な旅行でした。
そしてついこの間のことと思っていたのに!
あっという間の一年でした。
 

今年はどこへも行かず、寝正月をと決め込んでいますが、先日、年始早々からお仕事をいただきました。
来年は正月明けからバリバリ仕事をします。
そしてまた必ずイタリヤに行くので、昼食の後、昼寝しながらクラシックを聞かせてもらうのを楽しみに頑張ります。
 

メリークリスマス!
お正月旅行に行かれる皆様、日頃のストレスを思う存分発散して下さい。
ステキな旅行になります様に!