反省し、教えられました。16才の少女に教えてもらった事。

先日、16才と19才の身内が自宅に遊びに来た時の話です。
 

食事の時にちょっと政治の話をしていたのですが、政治の話といってもそんな難しい話ではななく、保育園や子育てに関係する話を19才の娘と話していた時だったと思うのですが、突然16才の娘のほうが『それもそやけど、この地球温暖化を政治家はもっと真剣に対策を考えてほしいわ』。
19才の娘も『ほんまやわ、早よ何とかしてほしいわ!』と真剣な表情でいうではないですか。
『え、そんなことに興味あるの?』と私。http://taiyoukou-nakano.com/wpadm/wp-admin/post.php?post=308&action=edit#visibility
『そらそうやん!このままどんどん気温が上がっていったら30年後、50年後どうなんのよ!』と…。
 

そして食事部屋の隣の部屋に明かりがついているのを指摘し、『とっちゃん隣の部屋電気ついてるけど!』
ついているのはわかっていたのですが、途中、取りに行かないといけないのもあるし、人が来ているので暗いよりは明るい方が良いかと思ってそのままにしていたので、
『あ、また、しょっちゅう行くし面倒やからつけてる』と私が言ったら、『でもその都度つけたらいいやん、無駄やし勿体無いし!』と言われ、全くその通りなので、
『はい?! 仰せの通りですう?! すぐ消します!』と私。
 

そして、世界中で温室効果ガスをを一番発生させていない国アフリカが地球温暖化のせいで一番被害が出ている話をすると、
『そんなん最悪やわ!絶対あかんわ!一番にこの問題は考えないとあかん!』と二人が真剣な顔をして言います。
 

 
実は、この時ちょとびっくりしました。この子たちは私がどんな職業をしているのかもよく知りませんし、私も説明したこともないですし、只のよく可愛がってもらってる親戚のおばちゃんという認識(お婆ちゃんかも(笑))だと思うので、本当に真剣に憂いているんだと感じたのです。
この地球温暖化という問題意識の捉え方が、私がよく接している同年代の方々との捉え方とにすごく温度差があることに驚きました。
そして環境問題をこれだけ真剣に考える若者達がいてる事に安堵感も感じました。
 

それはそうかもしれません。私たち年代の50年先はこの世に存在していないと言っても過言ではないと思います。
自分達が地球温暖化のせいで酷い目にあうことが想像できなかったり、温暖化自体が現実に起きていると思えない方もおられます。
 

ですが16才の50年後ってすごく現実社会の真っ只中です。
結婚し、子供もでき可愛い孫もいるかもしれません。まだまだ第二の人生を考えられる年代です。
一生懸命生きてきた人生、これからの人生の生活を人的に脅かすような事はやっぱりしてはいけないなと、改めて思わされました。
私達の今している事がこの子達の五十年後に影響するんだと。
この子達を守ることはあっても苦しめるようなことだけはしてはいけないと改めて思わされました。
ちょっと面倒だからといって電気の付けっ放しも絶対やめようと強く、強く、反省した今日この頃です。(笑)