ニーズの高まる非常用電源

今日、町中を車で走っていたら桜がちらほら咲いているではないですか。
まだ蕾だなと思いながらも、また、あっという間に満開を迎えるんだろうなあ、今年もゆっくり花見をする暇もなく梅雨になって夏が来るんだろうなと思いながら少し目の保養ができたかな。
 

只、この頃、夏といえば台風のことがとても気になります。
大きい台風が来なければいいのに!と今まで関西に住んでいてこんなこと思ったことなかったのに、つくずく環境の変化に気づかされている今日この頃です。
 

風速70mで高圧鉄塔が倒れると言われています。
現実に南太平洋を襲ったバイアスが発生しています。
去年の台風21号は風速55m。
最大は関空島の58.1m、京都では中京区が最高の39.4m。
京都市内で倒れた電柱の件数発表はありませんが、関西電力圏内で電柱が1300本が倒壊、停電が220万件。
倒木等で通行止が京都府下で65ヶ所、復旧に行きたくてもいけない状況などで京都市も停電が2週間以上続いた地域も少なくなかったようです。
 

 
ただ、暑さ、寒さ、多少の飢えをしのぐくらいで済めば良いですが、停電によって人命に関わる方達もたくさんおられるということが去年の台風で思い知らされました。
今まで再生可能エネルギー導入の目的は損か得かで判断される方が多かったのも事実ですが、最近は少しずつ消費者の方の意識が変わってきているのも事実です。
太陽光発電をして蓄電池を導入し電力会社には売電しないという決断をされる方が少しづつですが増えてきています。
売電をしなければ経産省の設備認定を取らなくて済みますし、太陽パネルも別に、沢山設置する必要もなく、それぞれの予算での設置費用で、非常用電源を確保することも可能となります。
 

最後に、台風の真っ只中で太陽光発電と蓄電池設置頂いた方からのメールメッセージを載せさせて頂きます。
この方はお父様をご自宅で介護されていて痰の吸引など、停電が長引くとお父様の生死に関わるご家庭でした。
後日も本当に喜んでいただきました。