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2019年2月

平家の棟上

昨年の台風後、工務店さんに殺到した臨時工事のため伸びに伸びた棟上げの日がやってきました。
施主様、文句ひとつ言わずに災害被害を優先させて頂きました。
 

施主様は、ご両親介護の大変な状況のため私が代行で大工さん達にご挨拶となりました。
大工仕事が大好きな中野は一日中見ていても退屈しないのです。
ある意味、地表の芸術と思っているところがあります。
平家ですがとても見晴らしの良い家になることでしょう。
 

施主様には全部任せると言って頂いているのですが、何せ、予算もありますので頭の痛いところもあり、楽しませて頂いているところもあり、何れにせよ信じて頂いていることに報えるよう努力あるのみです。
 

この平家は南前の土地にあります太陽光発電の管理棟のための建築でもあります。
長きにわたりご自分できちんと管理されていこうという心構えの施主様です。
もちろん、小別荘での意味合いもあるかと思いますが、太陽光発電のメリット、デメリットを良くご理解されて、儲かるお話だけではなく、導入者としての責任をしっかりご理解されておられます。
我々業者も、しっかりと応援させて頂きたいと心から思わせて頂ける心の通じあう関係を長きにわたり構築していきたいと、この棟上をみて又、新たに心に刻みました。
 

晴天での棟上が終了しました。
施主様、何はともあれ棟上げおめでとうございます。
 

山口歯科医院さまからのご依頼

今回は京都市中京区と上京区で歯科医院をされておられ、KBSテレビにも時々出演されておられる山口歯科医院、医療法人明貴会理事長の 山口 貴史院長 様からご依頼頂きましたお話です。
 
太陽光発電と蓄電池を設置され、災害時の停電に備えたいとの事でした。
色々なお話をさせて頂いて感じたことは、すごく患者様の事を一番に考えておられるのに感動しました。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、そうではないDr、患者様のお話を聞かないDr結構おられます。
 
早くから麻酔による無痛治療を取り入れておられ、静脈内鎮静法は眠っているような状態の時に手術を完了するので、そんな時に停電したからと手術を中断したり患者様に負担をおかけしたくないとのご意向でした。
 
正直申し上げて、太陽光発電においては景観法もうるさい地域で、枚数もたくさん設置できるわけではなく、縦に長いビルですので工事費用もお高くなり、費用対効果は決して良いとはいえないご提案となりました。
ですが、目的は費用対効果ではなく、いつ起こるかもわからない非常時に備えたいとのお気持ちが強く、患者様に安心して治療を受けて頂くためにできることはなんでもするという感じのDrです。
ちょと一見お医者様ぽくないと思っていたのですが、お話を聞いて理解しました。
結構苦労人でおられて、とても楽しい気さくなDrでおられます。
 
この山口歯科様は、診療時間も夜遅くまでしておられ、土日も診療されておられます。
上京区の方はお休み無しですのでDrの勤務体制なども結構大変だと思いますが、遅くまで治療をして頂けるので私のように夜の8時、9時まで仕事をしている者には仕事帰りに治療していただけるのはありがたいなと、もっと早く知りたかっと思いました。
 
昨今、損得でのお話でないと中々聞いて頂けないという方が多い中で、こういうお考えの方からご依頼を受けるのはとても光栄ですし、本当に気持ちよくお仕事をさせて頂き感謝申し上げます。
 

医療法人明貴会 山口歯科医院さま
ホームページ
https://dr-yamaguchi-mti.jp
 

 

晴天の中で建設基礎工事の確認

いよいよ橋本市の平屋建設が始まりました。
台風の災害で困っている方々を優先させていただいていたので工事予定が延び延びになっていましたが、やっとスタートしました。
基礎工事の確認に行ってきました。
 

冬だというのに見てくださいこの秋晴れのような空。
現場写真より、空を写したほうが多いです。
今年は数年の寒冷を払拭するようなお天気の良さです。

最近は自然の厳しさを痛感することが多くありましたが、今日は自然の有難さを満喫しています。
 

この施主様は太陽光発電された真上の小さい土地に平家を建てて、長期にわたって発電する太陽光発電をご自身で管理されたいとの意向を受けました。
どんなんでも中野さんに任せると言って頂き、責任重大ですが、自分の家のように夢が膨らんで、メチャクチャ可愛くしたいなと思っていますが何せ予算も有り、気に入って頂けるのか心配でもありますが、壁の色の選択やインテリアの配置、家具の選択など私の一番好きな分野なので小さいながらも色々なアイデアを盛り込めたらと思っています。
順次進行をUPさせていきたいと思っています。

まっすぐ帰るのもったいなのでちょとだけでもサボりたかったですが、
まっすぐ帰社しました。(笑)

イタリアでの昨年のクリスマス!

ブログご無沙汰しております。
12月も、もう終わりを告げようとしています。
昨年の今頃は22日からイタリヤ旅行があり楽しみでワクワクしていたのを昨日のように思い出します。
向こうに姪がいるのでヨーロッパのクリスマス、お正月を満喫し、営業で一番消耗するシューズをたらふく買ってきました(足が大きくて日本では苦労するものですからバーゲンを狙って)笑!
久しぶりに自分へのご褒美をあげました。

 

今回は再エネのお仕事とは関係のないお話ですが、吹き出してしまいそうな事を思い出したのであげさせていただきます。
そのイタリヤに行った時のお話です。
 


 

姪のダーリンの実家で24日のイブと25日に招待されたのですが、24日は夕方に行きディナーを呼ばれ婿どんのご家族とプレゼントの交換をして楽しいひと時を過ごして帰りました。
翌日も姪が食事に呼ばれているから行こうというので2日もよばれるって厚かましくてとても行けないので私はショッピングをするのでといってもとにかく招待されているからといわれて、続けての訪問となりました。
それも昼前から行って昼食(ディナーのような豪華な食事)をいただきました。
 

少しいたら帰るものと思っていたらいつまでたっても姪が帰ろうと言わないので、
「何時ころ帰るの?」と、聞いたら、「え、晩御飯も食べてゆっくりして帰るし、今から、お昼寝するし」と。
私、えー、ば、ば、晩御飯も食べて帰る!昼寝する!何を言ってるんだこの子は正気か!
初めて伺った姪の婿どんの実家で前日のディナーだけでなく翌日の昼をご馳走になり、その後、昼寝を私にさせて夜ディナーも食べて帰れと!最初から言ってくれーと心の中で呟きました。
「い、い、いや?、でも初めてお邪魔した家でお昼寝までするのはち、ちょっと私にはむ、む、無理かも?」というと、
「イタリヤは皆お昼食べたらお昼寝するんやで」と、姪が、「さっきお姉さん(婿どんのお姉さん)がきた時、おばさんなんで寝はれへんのっていうてたで」「え、?」とびっくりしていたら姪の婿どんがきて、姪が横になっていたソファーに姪の体を包むように毛布を丁寧にかけにきて、ゆっくりお休みといいにきたよう。
 

そして、婿どんのお母さんも、婿どんも婿どんのお姉さんも、その子供もベットに昼寝に行ったととのこと。
昼寝をしないほうがおかしいような雰囲気になり、別に寝たくもないというより、リラックスして寝れるわけがないと思ったのですが、この私が寝転がっても充分な大きいソファーに横になって毛布を被せられて昼寝をさせられたのです。
 

強制昼寝は幼稚園時代ぶりのことです。姪はこの習慣に全く違和感を感じていないようで、まるで最初からイタリア人のようでした。そして婿どんのお母さんと姪が背格好や身振りや話し方、性格が良く似ている。生みの親よりも似ているとびっくりしました。
まるでここにいるのが最初から決められた運命のように。
そして婿どんは日本の仙人のように穏やかで物静かで上品なのです。
その事を姪にいうと、そやねん!婿どんにも同じ事を言われたというのです。
婿どんがいうには、若いときはお母さんと似た人を選ばない、正反対の人がいいと思っていて姪もお母さんとはタイプが違うと思っていたのにある時、ふと気がついたら僕は大きな勘違いをしていてお母さんと全く同じタイプの人を選んでいたと言われたようです。
 

20歳前半から仕事でドイツに行きイタリヤに移住、34歳まで独身で一人でヨーロッパにいた姪のことを心配したこともありました。
そして異国の人との結婚、いろいろな生活環境などの違いで苦労することもたくさんあるだろうなと思っていましたが、全くの老婆心で、その国の人に成り切っていて日本にいるときよりも水を得た魚のようでした。
自分の運命を自分で切り開く痛快さのようなものを姪に教わったような有意義な旅行でした。
そしてついこの間のことと思っていたのに!
あっという間の一年でした。
 

今年はどこへも行かず、寝正月をと決め込んでいますが、先日、年始早々からお仕事をいただきました。
来年は正月明けからバリバリ仕事をします。
そしてまた必ずイタリヤに行くので、昼食の後、昼寝しながらクラシックを聞かせてもらうのを楽しみに頑張ります。
 

メリークリスマス!
お正月旅行に行かれる皆様、日頃のストレスを思う存分発散して下さい。
ステキな旅行になります様に!

太陽光発電の不具合事例の講演を聞いて

先日、京都府再エネコンシェルジュセミナーに行ってきました。
エコリンクスの社長のO&Mの講演を聞いてきました。

 

太陽光発電の不具合事例の講演でした。
私もそこそこ太陽光発電を設置させて頂いていますが、見た事もない損傷パネルでびっくりしました。
最近、多いと話では聞いていたのですが、当方の施主様のところでは発生していないものばかりなので、本当にこんな不具合が起きているんだなあと、実情を改めて認識した次第です。
一部写真をUPさせて頂きます。
 


 

工事の不具合事例も多くびっくりの連続でした。
 

 

昨今、〇〇〇.comとかのサイトでK、〇〇〇〇〇〇円まででないとダメだとか、〇年以内で取り戻せないとか書き込みしているのを見る事があります。
とんでもない安い金額で見積もりが出ていたりしていますが、そんな金額でまともな工事ができるのか本当に疑問に思っていました。
近頃は特に人件費の高騰、材料費の値上げなどで、値上げをしたくてどうしょうもないところを踏ん張って頑張っている状況です。
パネル自体の価格は下がったとしても材料費、工事費は上がって行く傾向にあるはずです。
太陽光発電の導入費が売電価格の低下と正比例して下がって行かなければいけないような書き込みには憤りを感じたりもします。
粗悪な材料で、IDとったばかりの見習いのような職人に工事をさせれば確かに工事費を安くできると思いますが、とてもとても怖い事です。
安かろうは必ず悪かろうです。太陽光発電を目先の損得だけでしようとすると、大きな落とし穴に入ることになるかもしれません。
 

2015年から太陽光発電事業者の倒産件数は倍になって増えてきています。
業績が思わしくいかない上に安売りをしたことにより立ち行かなくなった業者が多いと聞いています。
品質管理の行き届いた工場で製造されたものを良い材質の部材を使用し、技術力の高い施工をする。
ここにこだわりを持った業者であれば〇〇〇.comなどのサイトに登録して価格競争で太陽光発電をしてもらおうとは考えないのではと思いますが
太陽光発電は一生ものです。冷蔵庫や洗濯機を買い換えるのとは次元が違うはずです。
太陽光発電はそれぞれがオリジナルなものです。10年以内で元をとるご家庭もあれば15年かかるご家庭もあります。
それぞれに合う設計、正しいシュミレーション、品質の良いパネルしっかりした施工をすれば、たとえ15年償却がかかる条件であったとしても、先将来必ずその家庭のエネルギーを賄って経済効果を上げてくれるものとなるのは間違いないはずです。
 

そして今後、自然エネルギーを発電している人達とのコミニティが構築され、電気をその人達と回しあって自然エネルギーで全て賄えるという夢、いえもう夢ではなく実現する現実がもう目の前にきているのです。
AI搭載の伊藤忠の蓄電池がそうといえます。
数年で元を取れないと太陽光発電はするべきではない。それに導入金額を合わせないといけないという考えが間違っていると思います。現実にそこに金額を合わせることは不可能なはずです。
やはり適正価格でなければダメだと思います。
当然ボッタクリは論外、安物もダメ、そのご家庭に見合う設置をして、適正価格であるという事が大事です。
業者はボランティアでありません。儲けがなければ施主様に責任を果たすという事ができないのは当たり前の話だと思います。
 

今年の台風被害でも幸いなことに当社で施工したものでは被害はなかったのですが、メーカーから台風被害のパネルの交換や施工の依頼が多くありました。
販売元がなくなってしまっていてどこに言って良いのかわからない方達がメーカーへ問い合わせるケースが増えてきています。そういうケースをメーカーから当社に依頼がきます。
本当は杜撰な工事をした後の修復なんて絶対したくありません。今後、何かあったらこちらに言って来られるのは火を見るより明らかです。
ほとんどの業者は断ると思います。
ですが当社は断らず修復をさせて頂いていますが、いい加減な工事だなと思うことも少なくないと言っております。
保証期間内であっても販売元が無くなっているわけですから、当然施主様は実費で修理しなくてはいけません。
そのせいか一部の事業者のせいなのかわかりませんが、経済産業省の規制がどんどん厳しくなっております。
太陽光発電の売電は最低10年長くて20年、20年経ったからと言ってパネルが壊れるということはないのです。できるだけ永く活躍してもらいたいものです。
 


 

日本の住宅の屋根に初めて太陽光発電を導入されたのが元三洋電機の社長をされていた桑野氏の自宅でした。
実験台で設置され26年が経過しております。
やりかえたのは配線のみ当時10年保証しかなかったパネル、パワコン、一度も故障なし。
 

どうでしょうか?
少々高くついたとしてもこれだけもてば決して高い買い物ではなかったということになりませんか!
 

どんなに安く設置できても、ちょうど補償の切れる15年ぐらいで発電量も下がりパワコンもダメになり、工事の不具合も出てきたけど販売元が無くなっていたって!
これって安い買い物でしょうか?
安価だからと言って全部がそうだとは言いませんが、もし良いものを良い技術で安価で設置できたとしたらそれだけ業者を苦しめている思って頂きたいと思います。
優れた技術者集団で自分の会社技術をを安売りするような人達を今まで見た事がないからです。
 

ISO9000や9001に加入している工場は管理測定機器に莫大な金額をかけて品質を管理します。そこで作られたものをどうして安売りできるでしょうか。
スペックさえあれば大量生産できる工場で製品化されたものとは仕入れ値も違ってあたり前なのです。
同じスペック同じ型番で巷では同じ商品であっても私には同じ商品には思えないのです。
そして全てのことは共存共栄でなければいけないと思います。
エコロジーを優先するためにエコノミーを無視してはいけないのと同じように、エコノミーを優先するために決してエコロジーを無視してはいけないのです。
太陽光発電をして頂くことは環境にも大きく貢献して頂きます。そして光熱費削減にもなり、何年で償却しようと将来的には必ず役立つものです。
そしてそれを提案する業者も当然儲からなければいけません。なぜなら、儲からなければすぐやめれば良いような事業ではないからです。
設置者の方が次世代になっても何かあったらすぐに駆けつけられるという会社であること、永く続けていくという信念で事業をしなければいけないからです。
 

どうか皆様、できるだけ安いサイトを見つけて設置するという考えの方がおられましたら、もっと先を見据えて判断して頂きたいと思います。
もう一度言います。安かろうは悪かろうです。
太陽光発電でお悩みの方、設置をお考えの方、当社で設置をして頂こうとは思っておりません。私でできる事がございましたら無料、ボランティアで色々なご相談に対応させて頂きます。
何なりと質問欄よりご質問くださいませ。
 

自然エネルギー普及を心から願ってやみません。

セミナーで取り組み事例を紹介させていただきます

ちょっとブログをお休みしておりました。
なぜかと言いますと、少し無理をして(重たい物を持った)肩鍵盤断裂して肩が脱臼していた様です。
それを我慢していたので上腕二頭筋と脱臼していた骨がスレて筋肉が炎症している状態を半年以上ほっておいたので腕が上がらなくなり、やっと手術をしました。
まだリハビリ中ですがしばらくはマウスも禁止されていてやっと最近解禁となりました。
自分の体力や年齢を思い知ることとなりました。(笑)
 

いつまで仕事ができるのかなあ?と1ヶ月ほどのお休みで何事もポジティブな私も少し思いました。
ですが入院中もお客様からのメールや会社からのお仕事メールがあり、あまりお休みしたという感覚がなく復帰しております。
入院中お客様にメールで心温まるお見舞いなど頂き有難うございました。
中野は健在でまだまだ頑張りますので今後とも何卒宜しくお願い致します。
 

さて、この11月は京都府の再エネコンシェルジュのセミナーで、取り組み事例紹介をしてほしいとの依頼があり、結局は引き受けることとなったのですが、たくさんのコンシェルジュの方とどんなことを共有させて頂くのが良いのか考え中です。
只、目前の損か得かで再生可能エネルギーを導入を案内する時代は終わったので
再エネコンシェルジュの今後の真の役割をしっかりと見据えた共有ができたらと思ってはいるのですが・・・
 

 
というわけでブログに頭が回らない今日この頃で申し訳ございません。
右肩もまだ少し不自由もあり、少しずつですが、楽しみながらやっていきたいと思っております。
 
次回のブログは歯科開業医院様で患者様を一番に考えておられるDr.が導入頂いたお話を綴ろうと思います。
太陽光発電がその医院様にとって決して目先の得にはならないのにご導入頂く経緯をご紹介させて頂きたいと思っています。
 
皆様も決して無理をなさらず、お身体を大切にされます様に
こうしてブログをUPさせて頂ける事に感謝、感謝

ストップ!地球温暖化

次から次へと台風が来ます。

 

2017年台風21号は日本列島ほぼ縦断でした。多大な被害を受けた方がたくさんおられます。
そして今年の大型台風21号は高知県から関西方向に北上日本列島を横断しました。
現在瓦や屋根材等が足らず被害者の方はもちろん、業者も大変な状態になっています。
そして又台風24号、21号ほどではなかったものの次の台風26号も・・・

 

台風の発生数、進路が今までとは明らかに違って来ていると言えるようです。
やはりこれは地球温暖化が原因しているのではと思います。
地球温暖化を信じない人もおられるようですが、科学者は今後このままいくと地球環境20年後、50年後、100年後がどうなっていくかをはっきりと回答を出していると言います。
そして地球温暖化のせいで冬は寒くなるというのを皆さんはご存知でしょうか?

 

日経サイエンス 化学&技術引用

 

地球は温暖化しているはずなのに、なぜ寒い冬が増えているのか。その原因がどうやら夏の北極海にあることがわかってきた。
 

まず、北半球の冬の天候を左右する気候の振動現象を知っておきたい。北極振動(AO)や北大西洋振動(NAO)と呼ばれるものだ。
AOは北極周辺と亜熱帯の気圧が、一方が平均よりも高いとき、もう一方は平均よりも低いという具合に、シーソーが上下するように変化することを指す。
AOの強弱を示す指数は正と負の値を取り、北極側の気圧が低いときに正、高いときに負になる。NAOもAOに似た、より狭い範囲の現象だ。
AO指数が正の時期は、北極付近の上空を流れる渦の流れが強くなり、寒気はそこに封じ込められる形になる。負の時期は逆に極渦の勢いが弱くなり、寒気が中緯度地域に流れ出して、寒冷な天候が訪れる。
 

50~60歳代の年配の方なら、子供のころの冬がひどく寒かった記憶があるのではないか。1960年代はAO指数やNAO指数が大きく負に傾いた時期で、寒い冬の時代に対応する。
ところが1970年代以降はこれらの指数は正に振れるようになる。そして暖冬の年が増えた。この時期は地球温暖化への関心が高まった時期と重なる。だが、近年は再びAOやNAOが負になることが多くなっている。
AOやNAOは数十年という比較的長い周期で正と負の状態が移り変わる。ところがこの自然のリズムをかく乱する新たな要因が特定されてきた。それが夏の北極海における海氷の減少だ。
 

氷が解けた海洋から秋に余分な熱が放出され、北極付近の気圧が高まり、北極と中緯度地方の温度差は小さくなる。
このため冬にAOやNAOが負になりやすくなる。この結果、極渦やジェット気流の勢いが弱まり、極寒の北極の大気が欧米や日本などの中緯度地域に流れ出ることになる。
温暖化による北極海の海氷の消失は今後も続きそうで、負のAOやNAOはますます起こりやすくなる。
 

温暖化時代の厳冬という逆説的な現象はこれからもしばしば現れそうだ。
 

要するに冬の寒さの大きな原因は、地球温暖化による北極海の氷の減少といわれています。

 

 

現在、北極海の氷の面積は、地球温暖化によって過去最小を記録しました。地球温暖化により、溶けた氷が北極付近の気圧を高くさせ、北極と中緯度地方の温度差は小さくなり、極寒の北極の寒気が私たちの住む日本に流れ込みやすくなるというのです。

気圧を高くさせる原因というのが、海氷の持つ断熱効果に関係しています。
海氷には、地球の温度をコントロールしてくれる「断熱材」のような働きを持っています。それが地球温暖化の影響により、海氷の量が年々減少することで、せっかく吸収した熱をキープすることができず、どんどん大気へ熱を放出してしまうのです。
このような現象が、冬の寒さに拍車をかけているというのです。
 

夏はドンドン気温が上り、スコールのような雨が降り大型台風が沢山発生し冬はドンドン寒く雪が降り、春や秋がなくなってくる。

 

本当に、ストップ!地球温暖化を
何か自分にできることからでいいのでやり続けなければと改めて思っています。

 

被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。一日も早く復旧されますことをお祈りいたします。

太陽光パネルの設置とお屋根の状態

本日お邪魔させて頂きました会社様のお屋根です。

 

 

太陽光パネル設置不可のお屋根です。
 

瓦Uという種類の屋根材でセキスイが有名ですが
当時は軽くて60年ぐらい持つという触れ込みで多くの方が設置されましたが、ひどいところは設置して3年ほどで塗装が剥がれてきてひび割れしたりとあまりよろしくない屋根材です。
これによりセキスイは屋根商材から撤退しています。
 

塗装でのやり直しも意味がなく、屋根の葺き替えがお勧めとなりますが葺き替え費用分が別途必要となります。確かに思案のしどころとはなりますが建物の耐久性に屋根というのは大変大事な部分であります。
このお屋根のメンテナンスを不備なくされていると建物は長持ちするものとなります。
 

お屋根のメンテナンスを怠っていると、まず雨漏りの大きな原因の一つとなり、雨漏りがした時点では手遅れと言っても過言ではありません。
建物の中にカビが発生する大きな原因となります。
湿気が外壁など家の中にいつも溜まっている状態になるのは絶対避けたいところです。
その為にもお屋根が写真の状態になる前に太陽光パネルを設置するしないは別として、お屋根の葺き替えは絶対された方が良いと言えます。
 


 

ただ、お屋根を葺き替える時に太陽パネルを設置されると経済効果と売電効果の中でお屋根の葺き替え代も賄える条件の方もいらっしゃいます。
こちらの会社様はかなりの枚数が設置できるので、お屋根の葺き替え、太陽光発電を設置していただいて、お屋根の葺き替え代も月々の支払いがその効果を超えない条件の会社様となります。
 

太陽光発電をお考えで、和瓦ではなくスレート屋根やカラーベストのお屋根など、15年以上経っておられる方は、一度お屋根の状態を確認されることをお勧めいたします。
いつでもご相談お待ちしております。

山の中の太陽光発電と新しい命

前回ご紹介した『山の中の太陽光発電』がいよいよスタートいたしました!

 

そして同じ月に施主様のご長男様に男子が無事誕生されました

 

今日、訪問させて頂きベビーちゃんとお目通りさせて頂きました(笑)
とても可愛い赤ちゃんで、直系の初孫でもあり皆様
とても嬉しそうにしておられたのが印象的でした。

 

この発電所は施主様の息子様が管理されます。
そして売電が終わる20年後は、今年誕生されたお子様は20歳を迎える事となり、
お爺様が計画された発電所に、このお孫様も関わって行く事になるのかもと思いました。

 

私もできるだけ永くお役に立てるよう頑張りたいと思いました!
「何歳まで仕事できるかな」と言ったら、部下が「90歳までできますよ!」と
笑って言っておりました・・・。(大笑い)

 

ベビー誕生本当におめでとうございます!!

太陽光発電おめでとうございます!

幸せ気分を分けて頂き有難うございます。

中野はこれからも頑張ります!

橋本市・宮川様の太陽光発電工事に携わる 工務店さん & 一級建築士さん

 

発電所の北側地で平家の建設がいよいよ始まります。
発電所の管理をご自分でされたいとのお気持ちで決定されました。

 

 
写真左側の方が橋本市地元の一級建築士の辻本先生。
メダカや自然植物をとても大事に育てられておられます。
大変気さくで気取りのない方でなんでも相談させていただける方です
中々、一級建築士の先生の中では珍しいタイプの方です。
中野は完璧に信頼をしております。

 

右側の方が工務店の小西社長、小西社長の弟様と私の末の弟が中学の同級生なのです。
小西社長と弟さんでお若い時から二人三脚で大工さんからスタートされ今に至っておられます。
私の実家のリフォームも大変、無理を言ってお世話になりっぱなしで又、無理をお願いしました。
お客様も、業者様も色々な方がおられるのですが、本当に信頼できる人たちと仕事ができるというのはありがたいことだなとつくずく思います。

 

順次アップしていきますので、ただ、予算が限られていますのでその中でも施主様に少しでも気に入っていただけるよう
このお二方と心を合わせて取り組みたいと思っております。お二人とも何卒よろしくお願い致します。

 

宮川様も完成したら紀ノ川も近いしキャンプや遊びに来られたりする方にも利用していただけたらと言っておられます。
完成が楽しみです。
先生、完成したら絶対に一杯しましょうね!

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